大阪府枚方市の排水詰まり・排水トラブル対応なら株式会社ワイエスのブログ【現場奮闘記】

2018.03.19
【浴室排水不良】石灰が原因なら最終手段をとるしかありません…

先週はすっかり春の陽気でしたね。今週は雨の日が続きますが、、仕事をする上では春の季節は快適です。しかし、この後は私が最も怯えるヒノキ花粉がやってきます。あー、今年も憂鬱だな。。

 

風呂の排水溝に白い石のような塊がある

 

今回のブログは築年数が古い、団地や億ションによくあるタイプの浴室排水の話です。

 

写真がないのでなんとも説明しにくいのですが、浴室の排水に「白い石のような塊」があって、排水キャップが外れない、またはハマらない、そんなことで浴室の排水の流れが悪くなったことはありませんか?

 

わかりやすく説明すると、浴室の排水溝がプラスチックでなく、コンクリート状の排水溝である住戸様宅は、そのような経験があるかと思います。

 

白い塊、それは「石灰」です。石鹸カスや人間の油が化学反応を起こし「石灰化」する現象です。「石灰」が原因で排水不良を起こすと、改善するのはものすごい難儀するのです。

 

例え定期的に高圧洗浄を受けていようが改善されません。もっとはっきり言うと高圧洗浄では改善されないのです。なので、私たちは排水不良の原因が「石灰」であれば、薬品で対処を行います。

 

 

 

薬品で対処すると一時的には改善されます。かなり強烈な薬品で石灰を溶かすのです。しかし、これもあくまでも一時的処置でしかなく、恒久的な改善は見込めません。

 

見出し:「石灰」を根治する為のたった1つの方法

 

私たちはこれまでに何十件も石灰による排水不良を経験してきました。その度に、色々と策を練っては対処をしてきましたが、数ヶ月後には必ずと言っていいほど、排水不良が再発するのです。

 

これには2つの理由があります。

 

1つ目、「石灰」とは「石」の状態です。石ほどの硬さに、高圧洗浄や薬品で対処したところで、石の丈夫さには太刀打ちできません。実際には石灰の周りを少々削るくらいしか対処はできません。

 

2つ目、人間がお風呂に入る度に、人間の油と石鹸を排水するので、自ずと石灰が生まれる仕組みになっているのです。仕組みができている以上、確実に石灰はできてしまいます。

 

では、どのようにして「石灰」の状態を改善すれば良いのか・・・

 

それはリフォームしかありません。つまり、浴室排水の仕組みを変えるしか手がないのです。

 

もしかしたら、強烈な薬品があって、石灰を丸ごと溶解することができるかも知れません。しかし、そのくらい強烈な薬品だと、我々のような業者は扱うことが出来ません。ある意味、化学兵器に近いかも。かと言って…

 

「浴室をリフォームしてください。それが改善策です」とは、簡単には言えません。でも、頻繁に排水不良を起こすお風呂のことを考えるといかがでしょうか?

 

ストレス極まりないですよね。

 

本来お風呂は一日の疲れを癒す場所です。髪も体もキレイに洗ったのに「排水が流れへーん」・・・そんなお風呂と何年お付き合いできますか。

 

あっ、それとこれは注意です。

 

もし、石灰詰まりを何度もアフターで処置しているお部屋は、いつか有償扱いになる可能性もあります。私たちは、声がかかれば何度でも伺いますが、改善されない問題をいつまでもアフターで対応することはできません。

 

問題の原因が仕組みである以上、仕組みを変えないとどうにもならないのです。

 

それが業者側の最終決断でもあります。

 

もちろん全ての業者様とは限りません。最近、私たちの業界の判断も厳しくなっている傾向があるので、注意はしていた方がいいと思います。

 

私の家も、もしかしたら石灰が原因で排水不良があるかも…

 

そのようなことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、いつでもお問い合せください。

 

夕方にはなりますが無償で調査させていただきます。

 

まずお電話でお客様の話をお聞かせください。

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