大阪市内某タワーマンション、ディスポーザー専用管高圧洗浄実施!!
先日、大阪市内某所のタワーマンションへ、ディスポーザー専用管(共用部)の高圧洗浄に伺いいました。現場(マンション)にもよりますが、ディスポーザー専用管に限っては、年に2回高圧洗浄を実施する事もあります。
年に2回実施するディスポーザー専用管の高圧洗浄。
ディスポーザーとは、以前のブログでもお伝えしましたが・・
「生ごみをミキサーのように粉砕して水とともに排水管に流し出す生ごみ処理機です。」料理した後の生ゴミを、分けることなく流せる便利な機械です。
本来、ディスポーザーの使用上では、卵の殻を流してはいけません。しかし、マンションの居住者様の中には、その事情を知らずにそのまま、どんどん卵の殻を流しているのが現状です・・だからと言って、排水管がすぐに詰ってしまう訳ではありません。その殻の細かな汚れはやがて蓄積され、閉塞を起こす原因になりかねません。
それがこちらです。
天井配管の横引き管から摘出した「卵の殻」です。200φの配管の半分くらい卵の殻が山になってしました。
写真の通り、ディスポーザー専用管に蓄積された卵の殻は大量です。
タワーマンションの排水管の配管経路を把握する。
話が変わりますが・・
タワーマンションのような大型物件は、現場(マンション)を熟知した監督者が、事前に現場を調査しないといけないと思いますね。営業さんが調査すると、“調査”でなく“視察”だけで終わりかねないので。やっぱり場数をこなした監督者の視点がとても重要です。
今回の現場も排水管の配管経路は、複雑なルートを辿っておりました。
50階になるタワーマンションでは、系統最下階を1箇所だけしか設けてない訳がありません。途中階で、立て本管は2ルートに分かれていました。なので、系統最下階になる途中階から高圧洗浄を行います。特に立て本管の脚部は重要なポイントです。
50階建てのタワーマンション。系統最下階の17階より高圧洗浄。
天井の横引管には、卵の殻が大量に溜まっていました。。天井配管の掃除口から卵の殻を摘出します。
こちらのタワーーマンションの天井横引き管は、10メートルスパンで掃除口が設置されていました。
全ての掃除口の卵の殻を引っ張りだし摘出します。上部にあった写真が、実際に摘出した卵の殻の写真です。
このように、ディスポーザー専用管の共用部には「大量の卵の殻」が詰まっているのです。
当社は、年間に約30棟のタワーマンションの排水管清掃を実施しておりますが、ほとんどです・・
居住者様は「生ごみが砕けるディスポーザー」と、理解しているようで、「卵の殻は砕けない」ことまでの理解はまだまだ浅いようです。なので、ディスポーザー専用管の共用部に限っては、定期的な高圧洗浄が必要だと、当社ではご提案いたしております。
当サイトでは、タワーマンションについて専用のページを設けております。
お時間がある方は、引き続きお読みになってください。
タワーマンション排水管高圧洗浄について
http://kk-ys.jp/tower/