大阪府枚方市の排水詰まり・排水トラブル対応なら株式会社ワイエスのブログ【現場奮闘記】

2018.03.28
【今すぐに止めるべき】ラーメンの残り汁を捨てること

すっかり春の陽気になりました。

 

私個人的な趣味の話ではありますが、競馬は春のG1レースが始まります。

 

去年はキタサンブラックが競馬界を沸かせましたね。「国民的」って言葉が合う馬は、久しぶりではなかったでしょうか。

 

今年はどんなドラマが待っているの!?そーですね、まずは今週末の大阪杯から解説すると……って「排水とぜんぜん違うやないかーい」ってことになるで(笑)、競馬の話はいったんおいて、今回のブログは「インスタントラーメンの残り汁を大胆に捨てる危険性」についてご紹介致します。

 

インスタントラーメンの残り汁は捨てずに飲む!?

 

 

これだけ覚えておいてください。インスタントラーメンの残り汁を直接、捨てないでください。それだけで排水が詰まる心配は劇的に改善されます。かと言って、インスタントラーメンの残り汁を「捨てずに飲みなさい」とは言いません。むしろ身体に悪いので、絶対に飲まないでくださいね。

 

では、どうすればいいのか??

 

まず私の話を聞いてください。これまでの排水管清掃の経験上、食後のインスタントラーメンを、そのまま台所に放置しているお客様宅は…比較的に排水管の汚れも酷いです。

 

油脂分と水垢が固まり、トラップキャップを外した瞬間に、汚れで配管が閉鎖されているところがほとんどです。インスタントラーメンが直接的な原因ではありませんが、大半の汚れの要素になっていることは間違いありません。

 

一人暮らし(1ルーム)をしているお部屋は詰まりが多発?

 

これには理由があります。

 

私たちが排水管清掃を実施するマンションは分譲だけはありません。1ルームマンションもありますし、社宅になっているマンションもあります。

 

あくまでも私の経験ですが、一人暮らしをしているお部屋は、インスタントラーメンの後処理が気になります。恐らく同業者の方なら“あるある”な話かも知れませんね。

 

手軽に簡単な食事と言えれば「インスタントラーメン」 これは間違いありません。誰でも共感するでしょう。しかし、排水にとっては大問題です。安易に残り汁を捨ててしまうと、後々、たいへんなことになってしまいます。

 

そこで、今回はインスタントラーメンの残り汁を捨てる時に役立つ「3つのコツ」を、お伝えさせていただきます。

 

その1、水と中和させてから排水する

 

これが一番シンプルな方法です。インスタントラーメンの残り汁を100%捨てるのでなく、水と中和させて、7:3とか8:2して排水します。特に食べたものをすぐに洗えない時は、インスタントラーメンをそのまま放置せず、必ずカップに水を入れることを心がけてください。

 

その2、洗い物の後、1分間ほど水を流す

 

万が一、水で中和することを忘れた場合は、洗い物がすべて終わった後に、1分間ほど水を流しっぱなしにしてください。これは、排水管内の汚れを「流し切る」為です。汚れを流し切ることで、配管内を清掃できます。排水管清掃後も、配管内に汚れを残さないように、1分間ほど水を流します。

 

その3、洗い物の後、1分間ほどお湯を流す

 

特に冬の寒い時期限定になりますが、水の変わりにお湯を流すことをお勧めします。冬は気温が寒いだけに油の塊も早くなります。インスタントラーメンを1時間ほど放置すると、油脂分が浮かんできた、そんな経験はありませんでしょうか。

 

お湯はかなり効果があります。配管が樹脂製(VP)の素材であることも考えて、60℃くらいの熱湯であれば十分です。

 

結論から言いますと「必ず中和させる」ことが重要です。そのまま残り汁を流さないこと、また、洗い物の後には必ず、水で配管の汚れを流し切ってください。

 

「ウチは大丈夫だから…」 そんなことはありませんよ。

 

一人暮らしの方は「自宅で食べることが少ないから」と、安心してはいけません。排水の詰まりは、使用頻度よりも、使い方に原因があることが多いのです。

 

今回お伝えしました「3つコツ」を実践するだけで、少々の使い方が悪くても排水のメンテナンスには十分になります。メンテナンスの意識を持つだけで、排水の汚れの状態も劇的に改善されます。それと、必ず年に1度は排水管清掃を受けてください。

 

1ルームや賃貸マンションで排水管清掃をしたことがない」 そんなオーナー様又は管理会社様は、いつでもワイエスまでご相談ください。

 

価格も品質も、そのマンションにあった最適な提案をさせて頂きます。

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