大阪府枚方市の排水詰まり・排水トラブル対応なら株式会社ワイエスのブログ【現場奮闘記】

2016.09.13
【縦本管特別清掃の重要性】排水トラブルが多発・連発するマンションにお住まいの方は必見。

先日、京都のとある現場(マンション)へ「縦管特別高圧洗浄」の工事に伺いました。

こちらの現場は築40年になる古い建物で、数年前までは異音・異臭・逆流の排水トラブルが頻繁に発生し、問題になっていました。

 

排水管の定期清掃では改善されない問題。

 

排水トラブルが多発する原因は縦本管の経年劣化にありました。

過去に全系統の縦本管をカメラで調査をしたところ、鉄錆により配管は閉塞寸前でした。

わかりやすくは、人間の血管のようにコレステロールが増加し、血管を細くしている状態です。

 

詳しくは縦本管特別高圧洗浄の専用ページで紹介

http://kk-ys.jp/honkan/

 

鉄管素材の縦本管が経年劣化で閉塞を起こすと、年に1度の高圧洗浄では改善されません。

共用部と専有部の洗浄圧力の違いは当然ありますが、何より時間が足りません。

つまり、部屋内作業の「ついで」では、とてもじゃありませんが、縦本管まで作業を行う事は出来ません。

 

縦本特別清掃作業の工事日を別で設ける。

 

ワイエスでは、専有部の清掃作業の「ついで」で、縦管清掃はお受けしておりません。

今回の現場も「別日を設けて縦本管特別清掃を実施する必要有り」と、提案し続けていました。

そして、去年(2015年)から半年に一度「縦本管特別清掃」を実施する仕様に決まったのです。

作業箇所は、外部マンホール会所・途中階(5F)・最上階(12F)に分かれ、系統事に洗浄を行います。

 

 

img_7234

縦管清掃の作業の様子

 

 

現場(マンション)の状況に合わせて、適正な工程を決める。

 

 

「縦管清掃をしなければいけない」と言っても、やたらむやみに高圧洗浄を実施してはいけません。

だからと言って、なんでも完璧な仕様に組み上げても費用が高くつくばかりで、

それが絶対に正しいかと言うと、実はそう言う訳でもありません。問題の状況に合わせて、

適正な工程を決定する事が最も望ましいのです。

 

では、問題の状況とは何でしょうか?

 

今回の現場を例で上げると、初回にカメラ調査をした際に問題が発覚しました。

それは、見るに恐ろしいほど、縦本管は錆が大量発生し、その錆が固まりとなり閉塞寸前の危機を迎えていたのです。

このような場合、バック噴射と言われる洗浄ノズルの使用はナンセンスだったりします。

バック噴射は、汚れ(錆)を“ゴッソリ”削ぎ落とす効果があるからです。

例えば、握り拳ほどの錆の塊を削ぎ落としたとしましょう。すると、その汚れは縦本管の脚部又は横引き管に残留し、

逆流を引き起こす火種になるのです。実際に縦本管の清掃作業中に、逆流事故が発生した事もありました。

 

安全作業を確保!高速回転ノズルが最も効果的!

 

本案件の問題の状況からすると、当社では以前にも提案している「高速回転ノズル」が最も効果的です。

高速回転ノズルは、水平に水のカーテンを描くように配管内を洗浄します。

高速回転ノズルの洗浄効果は、汚れを細かく砕き落とす事です。

つまり、汚れ(錆)を小石のように砕きながら洗浄が出来るのです。

細かく砕かれた汚れ(錆)は、安全に外部共用部へ流れていきます、当然、その汚れは外部会所で回収です。

もう一つ効果的な話をさせて頂くと、「音」をしっかり聞き取る便利さです。

排水管の清掃は目視出来ない部分を清掃する為に、実際の状況は確認できません。

なので「音」の判断が最も重要なのです。

高速回転ノズルは、激しく「音」を立てる為、判断に時間をとらしません。

 

高速回転ノズルの動画。

 

 

 
あっ、話が大分反れてしまいました・・・

今回は縦本管特別清掃の重要性をもっと伝えたいと思い、ブログを書こうと決めておりましたが、

ちょっと違う方向へいってしまったかも・・・作業に話に熱くなっちゃいました(苦笑)

続きは、次回のブログで「縦本管特別清掃の重要性」をご紹介したいと思います!

>> 記事一覧に戻る

経営者インタビュー