【オーバーラップ洗浄】専有部の排水管高圧洗浄の範囲について
最近よくあるお問い合わせの中で。
「排水管の高圧洗浄はどこまでが洗浄範囲ですか?」
と、電話やメールで相談を受ける事があります。
何故?そんな基本的な質問を・・・
正直に言うと驚きの質問です。
同業者全て同じ仕様だとは思いませんが、どこまでが高圧洗浄の範囲までかは、
お客様は知っていて当然だと思っていました。
しかし、そうでもありませんでした。
私達の「そんな事は当然」の思い込みはもっといけないかも知れません。
当社の話をさせて頂くと、専有部に関しましては縦本管まで
しっかり高圧洗浄をさせて頂いております。
もっと言うと縦本管を通過し約2メートル程先までしっかり洗浄をしております。
この洗浄方法を「オーバーラップ洗浄」と言うのです。
つまり、「排水管の高圧洗浄はどこまでが洗浄範囲ですか?」と聞かれた場合は、
「オーバーラップ洗浄の工法をとっております」と、回答すると高得点な回答かも知れません。
「えっオーバーラップ洗浄って何??」と、万が一聞かれましたら、
「縦管を落として約○メートル先まで・・・」と、丁寧な説明がある業者さんは安心です。
当社に問い合わせがあったお客様のお悩み事は、「専有部の突き当たりまで」とか「縦管まで」とか、
ちょっと首を傾げたくなる回答をされている業者さんもいるようです。
オーバーラップ洗浄の効果について
オーバーラップ洗浄はあくまでも専有部からの洗浄工法でして、絶対的な洗浄効果はありません。
本来、縦本管には縦本管専用の仕様が別にあります。
縦本管特別高圧洗浄はこちらで詳しく解説
なので、オーバーラップ洗浄をしているからと言って、
専有部のみの清掃で、縦本管問題までアフターサービスの付属はありません。
だからと言って「それじゃやる意味ないじゃん」って言う訳ではないので誤解しないで下さいね。
専有部の洗浄範囲としてオーバーラップ洗浄の工法をとっているのです。
しかしですね・・・
リフォームをしている配管は、
そうも簡単に「オーバーラップ洗浄の工法を」とは、言えないのですよ。
それはそれは難しい問題がありまして。居住者様も気づかない問題もございまして。
それはまた次回の話のブログでお話します。