先日、大阪では30℃の真夏日を記録しました。

5月で30℃ですよ。昔じゃ考えられないですよね。

夏は「異臭」のクレームが多発する季節です。

 

マンションにお住まいの方、「暑い季節は排水管が臭い」と、

頭を悩ました事はありませんか？

 

このブログでは「夏は何故、異臭が多発するか」の

原因について紹介させて頂きます。

 

夏は何故そんなに異臭が多発する？？

 

台所も洗面も洗濯も浴室もトイレも、全ての排水口には臭いを防ぐ為に、

排水キャップには必ず「封水」の仕組みがあります。

 

封水の役割とは？？

 

ここサイトで解りやすく説明しております。

 

封水は排水管をS字状などに曲げて排水管内に水が留まる仕組みを設け、

イメージ的には水で形成された栓で害虫や配管を通じて室内に侵入してくる、

臭気やガスを遮断する役割があります。

http://www.setsubi-hakase.com/article/fuusui.html：引用

 

簡単に説明すると「排水口には必ず水を貯めておく必要」があります。

トイレには水が溜っていますよね。あれが封水です。

洗面配管はS字に曲がっていますよね。そのS字に水を貯めているのです。

台所・洗濯・浴室にも、同じ原理で水を貯めています。

 

夏と封水の因果関係は？？

 

封水とは、なんども言いますが水が溜っている状態が正常です。

逆に水が少なくなれば、それは異常な状態を意味します。

つまり、何らかの原因で封水の水が少なくなった時に「異臭」は発生します。

 

では、夏は何故、そんなに異臭が発生するんでしょうか？？

 

それは「夏だから」と考えればご理解頂けます。

理由は簡単なんです。それは気温が暑いからです。

水の「蒸発」とまったく同じ原理なんです。

 

こんな経験ありませんか？

 

夏、２泊３日の家族旅行へ行き、旅先では家族との楽しい思い出を作り、

その帰り道にも「来年もみんなで旅行に行こうね」みたいな会話を弾ませ、

「やっと帰ってきたー」と、一息ついて、久々の我が家に帰ってみると・・・

 

「くっ臭い・・・」

 

 

家中に下水の臭いが充満している、そんな状態です。

このような話しは、排水管清掃の最中によく聞かせてもらう、

我々にとっては「あるある」話しです。

 

つまり、旅行前は満タンだった封水も、３日間、

家を空ける事で水は蒸発し、本来あるべき水位よりも

少なくなってしまうんですね。

 

封水が原因で発生した異臭はどのように対処するか？？

 

封水切れによる異臭の対処方法は１つ。

それは、臭いのする箇所に洗面器１杯程度のお水を、

流してもらうと臭いは収まります。

 

まず始めに洗濯パンの排水口を疑ってくださいね。

でもですね、夏に発生する異臭は、封水だけではないのですよ。

 

大雨の日とか台風の日とか、そんな時も封水切れを起こしてしまいます。

これを説明すると、まだまだ・・いや、まだまだまだかかりそうなので（笑）

今回のブログはここで終了します。