【洗濯清掃不可】ドラム式洗濯機でも…清掃はできますよ!
ここ数年でドラム式洗濯機がかなり普及されました。
マンションによっては既設されているところもありますよね。そもそもドラム式洗濯機をご存知ですか?ネットでササっとググってみましょう。
ドラム式洗濯機の特徴として、
洗濯機のドラムが横を向いていて、洗濯物を入れたドラムごと回転させます。水が少なくて済むという大きな特徴があってクリーニング屋さんの洗濯機は、このドラム式がよく使われています。
このように非常に便利な洗濯機なのです。(ってざっくりやなー、笑)
正直、私も具体的なメリットはわかっておりません。ただ、近年は普及していて便利な洗濯機であることは理解しております。
このドラム式洗濯機が設置していると、排水管清掃を行うにあたっては、とても苦労を虐げられるもので、と言いますのも…洗濯機が重たすぎて動かせないのです。つまり「洗濯排水の清掃はできません」と、お断りせざるを得なくなるのです。
このような状態です。
過去にお客様から何がなんでも清掃して欲しいとお願いされたこともありますが、洗濯機を動かそうとすると、「壁にキズがいった」、「洗濯機が動かなくなった」、「給水がおかしくなった」など、何かトラブルが発生するとそれは私たち清掃員の責任になります。
例えそれが善意であったとしても、お客様からのお願いであっても、私たちの責任になるのです。ドラム式洗濯機を移動することは、それだけリスクが大きくなります。
なので、「洗濯排水の清掃はできません」と、お断りせざるを得なかったが…これまででした。
ドラム式洗濯機でも排水管清掃ができるようになった!?
これは業者によって様々ですが、私たちワイエスはドラム式洗濯機であっても排水管清掃を実施するようにしております。9割以上は清掃できると思いますね。
とは対象的に「ドラム式洗濯機は絶対に作業しない」と、ルールを決めている業者もいらっしゃいます。理由は先ほどお伝えした通りリスクが大きいからです。
完全にお断りする業者は底嵩上げ台を提案して、ドラム式洗濯機の高さを上げることを推奨したりもします。これも一つの選択肢です。
底嵩上げ台モノ太郎で紹介
https://www.monotaro.com/k/store/%82%A9%82%B3%8F%E3%82%B0%91%E4/
確かにこの提案は最もだと思います。長期的にみても、一度設置さえすれば永遠に使えることもできます。ですが、やはりコストはかかります。底嵩上げ台+工賃で10000円前後の費用はかかるのではないでしょうか…
10000円と言ってもね…安くはないですよね。それと「本当にそこまで必要??」とも思っちゃいますよね。
業者側の意見からすると嵩上げ台は必要です。しかし、私たちワイエスはよっぽどのドラム式洗濯機であれば、底嵩上げ台を提案しますが、そこまでしなくてもある方法で簡単に清掃が出来ちゃうのです。こんな感じで、、
この方法は比較的リスクは低く、かなりの確立で清掃を実施することができます。その方法とはいったいなんぞや??…それは、洗濯機を傾けるのです。
ドラム式洗濯機を傾けて排水管清掃を実施します。
意外に斬新なやり方だと思います。しかしです、洗濯機を少し傾ける程度で案外清掃ができるのです。排水口の位置が奥にある場合はさすがにお断りしますが、横側や手前にある場合は、ほぼ可能ですね。
もちろんリスクはあります。洗濯機を触るので多少のリスクは否めません。なので、このような場合は、お客様に事前にお断りする仕組みを作っております。作業員の手間もなく、お客様もすんなり理解を得る仕組みを事前に準備しているのです。
仕組み①、配布チラシに記載しておく。
マンション全住戸がドラム式洗濯機の場合は、掲示チラシや配布チラシに「洗濯機を傾けて作業する」ことを事前に伝えておきます。全住戸の洗濯機を傾けて作業しなければいけないのに、各住戸に確認をとっていくのはたいへん手間は作業です。事前にお客様の理解を得ている状態が、トラブルを回避する為の対策なのです。
仕組み②、ドラム式洗濯機を傾ける可能性を伝えておく
これは一部のお客様宅にドラム式洗濯機が設置してある場合です。ごく一部のお客様であっても、しっかり事前に傾けることを伝えておくことが重要です。
お客様が最も気を悪くされることが、「勝手に動かした」または「聞いていない」この2つです。ご自身に置き換えると理解できるのではないでしょうか。
つまり、お客様とのトラブルを回避する為には、必ず事前に知らせておくことがポイントなのです。それでも100%は防げません。「知らなかった」と、言われる方もいらっしゃいます。そんな時にでも、しっかりチラシなりで事前に伝えていれば、お客様は納得してくれます。
トラブル回避の為に出来ない選択より、なんとか出来る方法を考える
結論を言うと、業者はお客様とのトラブルや事故を起したくないが故、リスクを避ける為に「出来ません」と、簡単に判断する場合があります。事実、以前の私たちもそのように対応しておりました。
しかし、ちょっと工夫すれば案外できることも多かったりするのです。何かしらの経験からアイデアを編み出して出来る方向で考えると、今まで不可能なことが可能になる事例は他のもたくさんあります。
もし、ドラム式洗濯機の設置が原因で、排水管清掃を見送りにしているマンションやお部屋がありましたら、一度ワイエスまでご相談ください。
ひょっとするとそんなに難しい問題でないかも知れません。