排水管清掃で必要なホースの長さは？？
暑い日がまだまだ続きます…大阪では35℃以上猛暑日を更新中。。
本日、私は現場に出ておりませんが、ワイエスのスタッフ達、また屋外で働く現場の人達、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
先ほどネットで色々と調べていたら「排水管清掃で必要なホースの長さ」について、ある方が質問をしておりました。
確かに、お客様は排水管清掃を実施する際の「適正な洗浄ホースの長さ」については知らないと思います。そこで、、今回はそのホースの長さについて少しご紹介させて頂きます。
排水管清掃で必要なホースの長さって？
結論から言うと排水管清掃の洗浄ホースの長さに特別な規定はありません。
業者によってホースの長さは様々です。私も一概に「これが正解」とは言えません。現場作業員からすると「使いやすい長さ」と定義する者もいます。が、それはそれで清掃をする上での根拠がちょっと弱い気がします。
では、どのようにして洗浄ホースの長さを決めているのか。
「ワイエスは」ですが、端的に説明すると縦本管を超えてオーバーラップ洗浄ができる程度の長さです。
オーバーラップ洗浄についてはこちらの記事で詳しく紹介しております。
【オーバーラップ洗浄】専有部の排水管高圧洗浄の範囲について
例えば、台所排水から縦本管まで5mあるとしましょう。ワイエスのオーバーラップ洗浄は、縦本管を2m～3mは高圧洗浄するようにしています。この場合だと最低でも8mの長さは必要になりますよね。
しかし、専有部の排水枝管はマンションによって様々なので、一概に8ｍが正解とも言えません。
例えばタワーマンションの場合だと、台所から縦本管まで15m～20mほど必要な現場もあります。また団地の場合は3mほどと非常に短い距離の場合もあります。距離が短いのに8mも洗浄ホースを入れると、下の階から洗浄ホースが飛び出ることもあるのです。
（これ、マジな話です）
このような理由から排水管清掃の洗浄ホースにルールや規定は設けておりません。
高圧洗浄ホースの長さは臨機応変にマンションに合わせる。
私の経験からすると、高圧洗浄ホースの長さは10mあれば大抵のマンションに対応できます。逆に10m以上の長さがあると、作業に支障が出て効率が悪くなることもあります。特別なことがない限りは10mあれば問題ありません。
もし、排水管清掃の機会があればぜひ作業員に聞いてみてください。
人によってはまた全然違う理屈を持って説明してくれる方もいると思います。でも、それはそれで正解です。私が言っていることが絶対ではありません。否定せずに聞いてみてください。
でも、あまりにも洗浄ホースが短くて作業スピードが速い作業員には要注意です。
あまり言いたくないですが手を抜いている可能性があります。
怪しいと思ったらその人にも聞いてみてください。その人なりのしっかりとした理由があれば、それも正解になるかも知れません。
要は作業員がその「マンションの事情や仕組みを知っているか」が、一番重要なポイントなのです。
